200年の歴史を持ち、古くから伝承されてきた「秋田八丈」。
八丈はもともと八丈島で生まれた草木染めの絹織物。これが全国に伝わり、秋田では、海岸に自生するハマナスや山つつじを染料として用いるなどの工夫がされました。落ち着いた黄色地に粋な格子模様は人気を博し「秋田黄八丈」とも呼ばれました。
このベストは、前身頃側に「秋田八丈」、後身頃側に伝統の「大島紬」を使用しています。
また、衿周りのトリミングにも「大島紬」を一つ一つ手まつりで仕上げています。
「秋田八丈」と「大島紬」のコラボレーションは、全国初の試みです。